自律神経失調症

太陽が昇っている日中には働いたり運動したり身体をアクティブに動けるように交感神経を働かし、太陽が沈み夜になると身体を休め睡眠を取ることで明日のための身体作りができるよう副交感神経が働くようになっています。
このように、交感神経と副交感神経からなる自律神経が常に身体を調整しているので、病気から身体を守り、病気になっても早期に回復できるように私たちの身体を守ってくれているのです。

しかし、現代社会はこの自律神経を簡単に乱すような発展の仕方をしています。

この自律神経の乱れによる諸症状を薬で強制的に改善させる医学も進歩してしまいました。
その結果、パニック障害やうつ病、更年期障害という疾患で人々を苦しめたり恐れさせたりする自律神経失調症が増えてきているわけです。