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【寝汗の原因探し】寝汗の意味を知り原因を見つけていく方法

【寝汗の原因探し】寝汗の意味を知り原因を見つけていく方法

寝汗の状態を考えると、睡眠中に運動した結果になります。もちろん、寝ながら走ったり腕立て伏せを行ったということではありません。

自律神経の交感神経が活動したということです。しかも、汗をかくほど交感神経を使ったということで考えると、

歩くだけで汗をかく人は歩く程度の運動、走ってもなかなか汗をかかないのであればダッシュした状態を表すと考えればわかりやすいと思います。
この動画で話しているように、日中に感じたストレスをどう取り扱っているかで、変わっていくものとも言えます。

ストレスを残したまま睡眠をとってしまえば、寝ている最中もストレスと戦ってしまいます。

運動を目いっぱい日中にした人もその疲労をそのまま寝てしまえば、寝ている間に運動している自分が夢の中に出てきたりします。

あなたの寝汗はどういう意味を持っているでしょうか?

1.交感神経優位型に起きやすい寝汗

交感神経と副交感神経で身体のバランスを保っている自律神経ですが、睡眠中は副交感神経がリーダー的存在になります。

しかし、寝汗が出ているときは、交感神経がしゃしゃり出ている状態と言えます。

なので、それだけ日中に交感神経を使う機会の多い環境に身を置いているのか性格がそうなのか?

そういう状況を知っていれば、睡眠中は交感神経が働かないように、注意しながら生活することで、予防することができるようになります。

2.陰気不足による寝汗

動画でも話しましたが、身体は陰陽の気で守られています。寝汗は陽気で、睡眠中は陰気を使う時間帯になります。

なのに、寝汗が出ているということは、陽気が盛んに動いているのか陰気が弱くなっているのかになります。そこで、陰気を表すものに、

1)内臓
2)下半身
3)血液


などがあります。これらが疲れていたり弱っていたりすると陰気が少なくなっている状態を表します。

なので、そのままで睡眠をとっていると、陰気が働かない状態で睡眠を取ろうとすることになるので、熟睡することができなくなります。

3.老化現象による寝汗

老化現象そのものが、実は陰気不足の状態を表しますので、上記と重複してしまうのですが、言葉で行くと更年期も含めて話す上で分けてお伝えしていきます。

更年期は女性特有の閉経前後の期間を表す言葉です。今後、妊娠することはできないよということを閉経と呼んでいるわけです。

月経という活動を閉じたという言葉ですね。そして、妊娠が陰気を表す最大のイベントになりますので、妊娠することができないということは、かなり陰気が減った状態と言えるのです。

急にそのような状態になると身体がついていけずに様々な症状を出してしまうのが更年期障害という自律神経失調症に陥るわけです。

そのため、女性特有の問題と思われるのですが、男性も同じように陰気が少なくなる年代があります。

会社を引退し外出することがなくなった引きこもりの状態になった時が陰気が少なくなっていく状態になります。

どちらも共通の話になりますが、いかに陰気を表す下半身を強化するかがポイントになります。

特に下半身の内側を徹底して鍛えていくと、改善しやすくなります。

まとめ

いずれにしろ、寝汗を改善するには陰気を増やすことがキーポイントになります。

原因が何であれ、陰気を増やすためには、下半身強化が不可欠ですし最も早く効果が出てくるものになります。

下半身強化という言葉には、下半身の筋肉が固くなればOKと考えてしまう人がいると思いますが、強化というのは強い状態を作り上げる意味があります。

筋肉が固まっていくのは、疲れ切ってもう少しで怪我をする表れになります。

そうならないようにするためには柔軟性も併せ持った下半身作りがキモになります。

下半身強化ができれば、内臓強化も老化防止も更年期を克服することもできるということになります。