【パニック障害】タバコを吸うとパニック発作は起きやすいのか?
【パニック障害】タバコを吸うとパニック発作は起きやすいのか?
タバコを吸っているとパニック障害との相性を気にし始めたりします。
果たして、喫煙してても問題がないのか?禁煙した方が良いのか?
タバコを吸うと体内で何が起こるのか?喫煙者が禁煙すると身体はどうなるのか?
この動画で、タバコによる血管と自律神経の関係性は理解していただけると思いますし、うつ病や双極性障害についても少し理解ができたと思います。
ただ、動画よりも文章で読みたい人もいると思いますので、こちらのページに書いていこうと思います。
そもそも、タバコが身体に与える影響というものを考えないといけないと思います。
タバコを吸うと、確実に変わるのが、血管が細くなるということ。血管が細くなるということは交感神経が高ぶったことでもあります。
皆さん大好きエナジードリンクも同じ作用。他には、コーヒーや紅茶、塩分や辛み、冷飲食なども同じ現象を作ります。
いわゆる【眠気覚まし】として多くの人がやっていることです。
大雑把に説明すると、交感神経は日中の行動、副交感神経は睡眠中の状態を表します。
なので、タバコは眠気覚ましになるということがまず考えられます。しかし、タバコは深い深呼吸と共に吸う人が多いものです。
時間に追われている人以外は、喫煙中は深い呼吸になりリラックス(副交感神経)できている状態を感じます。
そのため、喫煙者は意外なほど、体内では交感神経が高ぶり緊張状態になっているにもかかわらず、深呼吸のおかげでリラックスできているという勘違いが起きます。
そして、もっと危険なのが血管の内壁に徐々にこびりついたヤニの壁が、栄養吸収を阻害して吸収障害を起こしていきます。
その結果、身体は痩せていきます。栄養失調になっていくからです。
血管の太さや血流の状態と自律神経はイコールの関係で働きます。
交感神経が働くと血管が細くなり血流が激しくなります。水道にホースをつないで少しホースをつかむと勢いよく放水できますよね?
このホースをつかむという行為が交感神経を働かせていることになります。
一方、副交感神経が十分に働いて質の良い睡眠をとれる人の血管は、太くなり緩やかな血流を維持することができます。
睡眠中に激しい血流が起こったり血管が緊張状態になれば寝つきが悪かったり、寝たとしてもすぐに目が覚めてしまう中途覚醒を起こします。
パニック障害は、交感神経が激しくなったもの。うつ病は、副交感神経が働きすぎているものと考えれば理解できるのではないでしょうか?
3.タバコを吸うことによるパニック発作の可能性は?
ここまでの説明で理解できた人はできたと思いますが、タバコは、パニック障害になるための身体づくりには欠かすことのできないものといえます。
なぜならば、血管が細くなるだけでも交感神経が働きやすいところ、血管内壁にヤニの塗り壁を重ねることで強度を強くしていくからです。
陶器の漆塗りを行う意味合いに似ていますよね。なかなかパニック障害の状態が崩れない血管を日々作り上げているわけです。
ところが、多くは因果関係を考えることはしません。むしろ喫煙時の深呼吸でリラックスできたという勘違いがよりヘビースモーカーへの道にいざなっていきます。
そして、タバコを吸うことで、交感神経を働かすことに慣れすぎていくと、タバコを吸わないと活動が取れなくなってしまいます。
そこまで行くと、禁煙することでうつ病へとまっしぐらになってしまいます。
骨盤内臓器である子宮卵巣を安全に機能させ続けるには、妊娠する上で骨盤という人間でいうところの自宅の構造が胎児には必要になります。
骨盤の上部や前側の筋肉が弱ってくると、骨盤が開いてしまい内臓下垂を受け入れやすい形になってしまいます。
宿便や胃腸下垂になると骨盤の形次第では子宮や卵巣を潰してしまうことになります。
また、股関節も骨盤の中にある大きな関節ですので、骨盤の形に歪みがあると、股関節の運動制限や太ももの力を使いにくくなったりします。
もちろん、お尻や太ももの筋肉が少なかったり弱かったり機能的でなければ、骨盤内の機能を保つことができません。
最大の問題は骨盤の形や機能によっては普通分娩ができない場合があり帝王切開で出産ということ以外は考えられない骨盤環境になってしまいます。
タバコを吸えば吸うほど体内がどう変化していくのかを理解し、現実的に喫煙を続けていくのか禁煙するのかの判断をしてください。
タバコをやめても血管内の状況は何一つ変わることがありません。そして、自律神経も喫煙習慣によって機能できなくなっているかもしれません。
それでも、身体を変えるという決意があれば変えられますが簡単なことではないことは心しておいてください。