【寝相が悪い】子供と大人の寝相の違いとストレスの関係を考える
【寝相が悪い】子供と大人の寝相の違いとストレスの関係を考える
寝相には様々な理由や原因がありますが、寝相が悪いということに対して、異常なほどネガティブイメージを持っている人たちが多いので、寝相の理由と意味を解説していこうと思います。
この動画では、寝ている間になぜバンザイをしなければならなかったのかの説明をしています。
しかし、寝ているときの姿はもっとほかにも様々な形があります。ここでは以下のような一例について解説していこうと思います。
1.仰向け
2.うつ伏せ
3.横向き
4.片膝だけ曲げる
一般的に多い寝姿であるこれらの理由を明確にし、何を変える必要があるのかについてもお話ししていこうと思います。
その前に、子供と大人でも寝相の意味の違いがあるのでそこから説明を進めていこうと思います。
寝相の悪い(寝返りを良く打つ)子供はすくすく育ち、寝相のいい大人は、病気を発症しやすく死に向かっているということが言えます。
寝返りは睡眠中に行っている自己整体で、寝返りを打っている間は大きな病気になりにくいといえます。
そのため、大人になってから行儀よく寝ることが多くなってきた結果、病気を発症しやすくなり、治る期間も長く必要になってしまうのです。
自然治癒力の大きな力の一つが寝返りなので、治す力が働かない大人には仕方ないことです。
かといって、子供であっても狭いベッドで寝る習慣を持ち、早い時期から寝返りを打てなくさせると比較的早い時期から病気がちになるのは必然なことなのです。
寝相というのは比較的長時間その姿のまま寝ている状態を指します。要するに、その寝ている姿が現状の体調を表すことになります。
寝返りは、日中に動いた筋肉を回復させたり、使わなかった筋肉をさび付かないように動かして血流と共に栄養補給するために行うものですので、日々打ち方は変わります。
たくさん身体を使った後は良く寝返りを打ち、余り身体を動かしていない場合にはあまり動かずに寝るのが普通です。
その中で、長時間仰向けのままで寝ているということは、背骨が固まっているか、胃や心臓に熱を持っている証明となります。
胃炎や胃潰瘍、食べ過ぎで胃に熱を持っていたり、高血圧や動悸などで心臓に熱を持っているケース。
そして、正しい姿勢を保とうと常に背骨周辺が緊張していたりすると、まっすぐの状態で寝る時間が長くなります。
要するに、寝ている間ずっと緊張し続けているので、病気になるのも時間の問題と言えます。
こういうケースではよく背骨を動かし深呼吸を癖づけていく必要があります。
寝ているときには本能的に弱いものを守る姿勢を取るものです。そういうことからも、うつ伏せの寝相は、胃腸や心臓の冷えを表しています。
胃炎や胃潰瘍を繰り返し発症していると徐々に胃は冷えて硬くなります。便秘や下痢、ガスが溜まっていることは腸が冷えている証明になります。
心臓が小さく、低体温、低血圧、徐脈などは心臓の働きが弱い証明になりますが、一部心肺機能を多く使うことを行っている人は平常時にこのような状況になるので、比較的寝返りを打てている間は大丈夫だと考えられます。
仰向けだった寝相がいつの日かうつぶせになってきたら危険性が高いという表れになります。
それだけ胃や心臓にストレスをかけた証明にもなりますので、早めの処置が必要になります。
そんな胃腸を回復したり、心臓の弱さを回復するにはストレス対策が必要になるので以下の動画で解説しています。
横向きで丸まって寝ている意味として、胃腸や心臓の冷えについては上記を参考にしてください。
ここでは、それ以外の理由をお話ししていきます。
1)骨盤や肩甲骨の位置の問題
2)肩、首、腰、顎、耳などに痛みがあり特定の寝方でないと眠れない
3)腹部よりも背筋力の方がついてしまった(反り返って寝る)
4)寝具や寝室のスペースの問題で寝る姿勢が決まっている
これらの原因が考えられます。
この対処法としては、睡眠の準備と整理が重要になってきます。睡眠の準備と整理に関しては以下の動画を参考にしてみてください。
この寝相に関しては至ってシンプルで、いつも同じ形に脚を組んでいたり、横ずわりをしたりしている人の寝方になります。
要するに、骨盤や腰がその形に歪んで固まっている場合に、片膝を曲げてバランスを取っているにすぎません。
この場合には、他に苦しむような病気や症状がない限り、何もしない方が良いでしょう。
なぜなら、何も問題が出ていないときに良かれと思って骨盤の形を変えてしまうことで、かえって病気が発症することが高頻度であるからです。
すでに問題が起こっている場合には、早急に骨盤や腰の歪みを修正することで、寝相以外の問題も修正されることでしょう。
もちろん、睡眠の準備でも修正可能ですが、確実に修正できるまで時間がかかることは意識しておいてください。
寝相に特化した内容で話してきましたが、常識的に寝相に関しては、子供のうちに矯正して、寝返りを打たない躾をする人がいます。
その結果、緊張しやすい性格と体質を作り上げ、慢性的なアレルギー体質を作り上げてしまいます。
そうならないように睡眠に対する考え方を正していきましょう。