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【過多月経】若い人でも更年期前後でも起こりやすい過多月経の原因と対処法

【過多月経】若い人でも更年期前後でも起こりやすい過多月経の原因と対処法

女性であれば毎月起こる生理の問題を抱えている人は多いと思います。

その中で生理出血が大量で困るという人もいると思います。生理が来るたびに貧血になっているととても日常生活が成立しなくなってしまいます。

そもそも、

・生理は何のためにあるのか?
・生理出血の量はどうやって決まっているのか?
・どうすれば改善できるのか?


このページを読むことで理解し自力改善できるようになっていただきます。
この動画で、ある程度整理とはどのようなものなのかを話していますが、改めて文章でまとめていこうと思います。

1.なぜ生理が毎月あるのか?

生理は、女性であればほとんどの場合毎月起こる現象です。でも、なぜ毎月毎月起きないといけないのでしょうか?

あなたの自宅を想像すればわかると思います。自宅や部屋の掃除を何か月もしなかったらどうなるでしょうか?

できれば毎日掃除をしたいですが、もし、妊娠したら子宮内を掃除することはリスクになります。

だから1か月に1回なのです。1か月に1回妊娠するための準備、胎児を育てる準備として、子宮という環境を大掃除しているのが生理です。

といっても、子宮内に掃除機をかけたり、モップで拭いたりすることができません。

できるのは唯一、血液を集めて、血液の力で子宮内に溜まったごみを排出しているのです。

こまめに子宮内を掃除することで、いつでも妊娠できる準備をしているのです。

2.あなたの血液量はどのぐらい?

あなたは、ご自身の血液量が今十分だと考えられていますか?それとも、もう少しあった方が良いでしょうか?大幅に減らしたいと思っているでしょうか?

実は、健康診断を受けることなく、以下のチェックだけで血液量を図ることができます。

1)貧血の症状がある
2)目の異常が出てきた
3)疲れやすく疲れが抜けにくい
4)睡眠時間が短くなってきた
5)イライラしやすくなってきた
6)食欲が落ちている
7)皮膚の色が悪くなっている
8)爪が弱くなってきた
9)抜け毛が増えてきた


これらはすべて血液量に深い関係があるものになります。

3.子宮への血流は十分か?

子宮もキレイで血液量が十分でも、子宮への血流が巡らない環境であれば残念ながら生理の問題がなくなることはありません。

子宮は骨盤内臓器なので、骨盤周辺環境が重要になってきます。

1)宿便
2)胃腸下垂
3)腰やお腹の可動域
4)肥満体型
5)股関節の可動域
6)太ももの筋肉量
7)下半身の運動量


少なくとも、これらの問題がクリアにならないと子宮卵巣の問題を予防することも改善することもできません。

4.骨盤の形の重要性

骨盤内臓器である子宮卵巣を安全に機能させ続けるには、妊娠する上で骨盤という人間でいうところの自宅の構造が胎児には必要になります。

骨盤の上部や前側の筋肉が弱ってくると、骨盤が開いてしまい内臓下垂を受け入れやすい形になってしまいます。

宿便や胃腸下垂になると骨盤の形次第では子宮や卵巣を潰してしまうことになります。

また、股関節も骨盤の中にある大きな関節ですので、骨盤の形に歪みがあると、股関節の運動制限や太ももの力を使いにくくなったりします。

もちろん、お尻や太ももの筋肉が少なかったり弱かったり機能的でなければ、骨盤内の機能を保つことができません。

最大の問題は骨盤の形や機能によっては普通分娩ができない場合があり帝王切開で出産ということ以外は考えられない骨盤環境になってしまいます。

5.過多月経になる理由

過多月経ということは生理出血の量が多いということ。この問題は

1)血液量が多すぎる
2)子宮内の筋腫や腫瘍ができている
3)子宮内に出血創がある


そもそも、子宮内の病気は骨盤内の血流が重要になります。なので、筋腫や腫瘍ができてしまうのは、骨盤内の血流が滞る癖があるからです。

子宮内で出血がある場合には、血管がもろくなっているのか?外傷か?血流が良すぎるのか?

こちらも病気同様、臓器周辺の筋肉量と使い方次第で血流が決まります。

6.過多月経を改善するための対処法

過多月経に対処していくためには、原因によって

1)血流を最小限にした方が良い場合
2)血流を増やした方が良い場合
3)血液量を変えないといけない場合

があります。

その中で確実にやらなければならないのは骨盤の形を整えること。

まとめ

過多月経を考えると病気や年齢を焦点にして考える人が出てきますが、骨盤の形や骨盤周辺の筋肉量や運動量は、病気や年齢と関係なくいつでも誰でも原因になります。

血液量に関しては、日々の食事や運動、睡眠でほぼほぼ決まります。

病気も症状も、病院で検査を受けたり薬を飲まなければならないというものではありません。

むしろ、薬で筋肉を増やすことはできません。病院へ行って運動量が変わることはありません。

日々、ご自身の肉体をどう取り扱っているかを知ることから、何をすれば改善できるのかが決まってきます。

何度か、この記事を繰り返し読み、現状と照らし合わせながら対処法を考えていただければと思っています。