血圧と自律神経の関係を知り自分に合った対応をとれるようになろう
血圧と自律神経の関係を知り自分に合った対応をとれるようになろう
血圧と自律神経の関係。
高血圧になると一生薬漬けになるので恐れる病気の一つになっていると思いますが、
『なぜ血圧が上がらないといけないのかを考える人』
は非常に少なく感じます。
1.どういうときに血圧が上がり高血圧になると何が危険なのか?
冷静に考えると理解できる思いますが、川の水や水道の水の勢いが上がると何がどうなるのか?
心臓は血液を送り出す臓器なので、血管内がどうなると血液を送り出す力を上げなければならないのか?
考えれば普通に答えが出てくると思います。
・血管内が詰まっている
・血液が流れにくくなっている
・怪我をしている
・修復しないといけない場所がある
・栄養が届いていない場所がある
これらがあると血圧を上げて血液を流す力を出さないと上記を改善することができません。
しかし、血圧が上がりすぎると、血圧を下げないと他の問題が起こってしまう。
・血管が避けてしまう
・脳梗塞や心筋梗塞など血圧が詰まる可能性が出てくる
・脳内出血や動脈瘤など危険性の高い病気が発症する可能性が高まる
これらを起こさないように降圧剤を投与する必要が出てくるわけです。
2.高血圧の人が降圧剤を飲み続けなければならない理由
血圧が下がってくれればいいのですが、万が一下がらなかった時のリスク回避として降圧剤を処方するしかないわけです。
なので、高血圧で降圧剤が出されたら速やかに飲みましょう。
ただ、いつまでも飲み続けるというのは、あまりにも他人任せです。
先にも話しましたが、あくまでも下がらなかった時のリスク回避目的で降圧剤を飲んでいるので
高血圧の原因が明確になり、改善方法も『これをこうすれば血圧が上がらない』というものがわかることが重要です。
そして、実践の結果、血圧が安定して低い数値が出ていれば薬も必要なくなるわけです。
3.絶対に降圧剤を止めてはならない人のタイプについて
ただし、一旦薬がなくなったからと安心して高血圧にならない方法をとらなくなれば、元通りの生活に戻してしまう人が多いものです。
すると、あっという間に血圧が上がってしまいます。
そういう可能性を秘めている人は
【絶対に降圧剤を止めてはならない】
のです。
そして、一生病院で管理してもらった方が危険性がないので安心して生活ができます。
4.交感神経が活動しやすい生活感が高血圧の最大の原因
あくまでも、
『自分が心臓に負担をかけるような生き方を選択して薬を処方されたのだから、薬の力を使わずに自己管理ができる』
ようになることが重要だと思うのです。
なぜならば、あなたの生活すべてを自律神経は観察しているからです。
そして、体内で修復能力を持っているのはただ一つ【血液】しかないのです。
修復しなければならない状態を自分で作ってしまえば、交感神経が高ぶり、心臓を稼働し始めます。
心臓が力強くポンプの動きをし始めればそれが高血圧という病名になります。
なので、交感神経が働かなくてもいい状態をいかに管理していくかが重要になります。
副交感神経を働かすために腹式呼吸が大事という話は健康情報の中にたくさん出ています。
副交感神経を働かす呼吸法が取れるのであれば、交感神経が異常に働くことがなくなります。
ただし、間違いの始まりですが
【腹式呼吸をすれば副交感神経が働く】
ということではないということです。
【副交感神経を働かすように腹式呼吸を使う】
というのが重要です。
同じようで全く違うことを認識した人だけがコントロールできるようになります。
呼吸法を習得することが面倒な人は薬を飲み続けることを選択し
薬を飲むことが嫌であれば副交感神経を働かすことが自在にできる能力を高めていきましょう。
薬を飲みたくない人にとっては高血圧という診断名は死の宣告に近いかもしれません。
もしかしたら、高血圧を遺伝や家系のせいと考える人もいるかもしれません。
そう考えている場合には、高血圧の親族と同じ考え、同じ食習慣をしている部分を変えてみるといいと思います。
高血圧ってそれほど恐ろしい病気ではありません。
あくまでも、高血圧になるための生活をしていることに気づいて改善すればいいだけなのです。
この記事からヒントを多く受け取って克服してもらえればと思います。