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自律神経失調症の症状を改善する方法と自律神経を整える方法は意味も目的も全く違う

自律神経失調症の症状を改善する方法と自律神経を整える方法は意味も目的も全く違う

自律神経失調症の代表的な症状の中には、胃痛、便秘、下痢、不眠症(睡眠障害)があります。

これら一つ一つの症状が有名になりすぎて、その症状が止まれば治ったと思う人たちが増えてしまいましたが、ただ症状が止まっただけで、自律神経の乱れは改善できていないのが実情です。

胃痛や不眠は交感神経の異常興奮によって起こることが多いのですが、便秘や下痢、睡眠障害は、交感神経でも副交感神経でも乱れ方次第で発症します。

それを確認しながら治療できるのが鍼灸の世界観になります。


1.自律神経の乱れは精密検査では判断できない

自律神経失調症で、薬を飲み続けても、自律神経が整ったかどうかを判断する方法はありません。

歪みが整ったからって自律神経が整ったかどうかはわかりません。

症状にマッチしたツボに鍼を刺したりお灸を据えるだけの鍼灸師では自律神経を判断することはできません。

だからこそ、鍼灸の世界で昔から行われている脈診がどれだけ重要なのかが理解できます。

医師の中でも現代社会の精密検査より脈診を重視している人がいます。

MRIやCTで悪いものがとれたかどうかは判断できますが、違和感を感じる患者さんの思いは脈診にしか表れません。


2.【手術すれば治る】しかし術後の違和感については?

手術しなければならない状況は西洋医学の力が必要です。

しかし、病院でこれ以上処置できないという状況には、意外なほど鍼灸の世界が必要だったりします。

【手術すれば治る】

という神話を重視している人も多いのですが、確かに検査上では治ったと判断できる状況になっていても、たくさんの違和感が残っている人が多いものです。

せっかく手術してまで治すのであれば、しっかりと治して日常生活をフルで送れるようになっていきたいですよね?


3.自律神経の整え方は本人しかわからない

そのために、違和感を違和感のままで終わらせたくないと自律神経からのサインが送られてきているわけです。

手術でも治せない、自律神経でも無理。

だからこそ、あなたに頑張ってほしい。

そう身体は願っているのです。

その代表的な症状が、不眠症であり睡眠障害であり、胃痛、便秘、下痢だったりするわけです。

しかも、その治し方は『あなたにしかわからない』のです。

なぜならば、何をしてそうなったのかはあなたにしかわからないからです。

その根本原因を見つけていくのがキュアハウス鍼灸治療院の役目だと感じています。


まとめ

自律神経失調症といわれる症状はたくさんあります。

一つ一つの症状を深く理解する必要はありません。

大事なことは、何をやって発症したのか?

いつもしていることなのにやらなかったことはあったか?

その答えがそのまま改善方法になります。

理解できなかった場合には、ここにあるブログ記事すべてに目を通し解釈してみてください。