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【宿便の特徴】宿便がある状態とない状態を正確に理解し何を解決する必要があるのかを考える

【宿便の特徴】宿便がある状態とない状態を正確に理解し何を解決する必要があるのかを考える

一般的には宿便を嫌がる人がたくさんいます。なのに宿便をため込む生活をしている人はもっと多いのが現状です。

そもそも便とは何なのかを考えていくと、身体に悪いことという認識は変わっていくのではないでしょうか?

あなたはこの動画を見ても宿便は汚いもの、不要なものと思うでしょうか?早くすべての宿便を出したいと本気で思っているでしょうか?

人それぞれ価値観は違いますので、動画の中でも出てきたように、『平和な現代には宿便は不要』と考えるのは自由です。

では、アメリカの9.11や、日本の東日本大震災や、今年のウクライナは、その直前にかなり危機感があったのでしょうか?

何かが起きる直前までは、何一つ変わらない日常を過ごしていたのではないでしょうか?

そんな時に宿便がある人とない人ではどのような現象が起こるのかを動画で見てもらいました。

宿便と判断する目安

宿便か単なる便秘か判断したい人がいます。自分の身体には宿便があるのかないのか判断したい人がいます。

この病気や症状は宿便の影響なのかそうではないのかを知りたい人がいます。

宿便の影響で正しく栄養摂取できていないと考えている人もいます。

宿便が多いことで薬やサプリメントの効果を出すことができないと考える人もいます。

1.宿便と便秘の違い
2.宿便が体内にあるかの判断
3.宿便による病気や症状について
4.宿便による吸収障害


なので、これらについて説明していこうと思います。

1.宿便と便秘の違い

便秘と宿便の境界線というものはありません。なぜならば、医学的に便秘も宿便もないからです。

だからこのような病名はありませんよね?その結果、検査数値で診断されることがなく、患者さんの証言から便秘と判断していることがほとんどなのです。

そして、便秘がなかなか治らない人の中から宿便という言葉が使われ始めました。

なので、どこまでが便秘でどこからが宿便という分け方も、便秘と宿便の違いというものもありません。

ただ、新しいか古いかによって、こびりつき度が変わります。臭いが変わります。

でも、この違いも何を食べてきたのか?何を飲んできたのかによって違いがでますので、判断できるのは生活のすべてを知っている自分だけと言えます。

2.宿便が体内にあるかの判断

人は基本的に、1日数食食べます。食べたものすべてを吸収し身にできる人はほとんどいません。

すべてを身にできる栄養を持った食材もありません。必ず、食事の中には人間の身体に不要なものが含まれています。

それを体外へ排泄できるのが大便です。なので、余分なものをほとんど食べていなければ便の量は少なく、余分なものばかり食べている人は便の量が多くなります。

基本的な話はこうですが、便を形成する時間帯は睡眠中なので、睡眠時間が少なかったりダイエット中だったり、身体に良い栄養素ばかり食べていれば排便量が減るのは普通です。

ただし、そう考えると、人は毎日食事を取っているので最低限毎日排便があるのが普通です。

これで長く生きていると便が出ないこともあるでしょう。そして、翌日にはその分余分に排便できるかというとそうではなく、一日分の排便しかしないのが普通です。

では、昨日出なかった便はどこに行ったのか?それが宿便となって徐々に溜まっていくものになります。

3.宿便による病気や症状について

先ほども話しましたが、医学的に宿便や便秘を判断する材料はありません。

ただし、それは西洋医学の話であって中医学の世界では違う診方をします。

皮膚に現れる問題の多くは腸に溜まったもの、もしくは腸管の状態異変から起こるものと考えています。

要するに、宿便が溜まるほど皮膚の問題は起きやすいといえます。皮膚の病気には、アトピー性皮膚炎やじんましん、湿疹、ニキビなどたくさんあります。

そして、皮膚の症状よりも重い症状として表れるのが、肺や心臓の病気です。

特定の病気ではなく、肺炎でも肺がんでも心不全でも心筋梗塞でも同じです。

また、腸脳相関という言葉がある通り、腸の機能やなかの状況が脳にも反映され、痴呆症になったり、脳腫瘍や脳卒中になったりするわけです。


4.宿便による吸収障害

栄養吸収には以下3つの段階があります。

1)胃腸から血管へ
2)血管から血液へ
3)血液から細胞へ


この3つを経てようやく体のみとなる栄養吸収になります。多くは、食べるだけで栄養吸収した気になってしまいますが、食事はあくまでもスタートラインに立っただけ。

食べたのに細胞に届いていないのであればスタートを合図が出たのに走り出していない状態と同じなのです。

この胃腸から血管への栄養吸収の際に腸の壁に宿便が敷き詰められていると細胞が必要とする栄養が血管内にすら吸収されないことになります。

これは、薬やサプリメントも同じで、必要な作用を得られない人は、宿便が邪魔している危険性があります。

まとめ

宿便の特徴について様々な角度からお話ししましたが、宿便はあくまでもあなたが選んだ食材や好き好んで食べているものからしか形成されません。

なので、食べたい欲求で体内に入れたものを、必死で出そうとしている状態が宿便を嫌がる人の特徴と言えます。

そこを理解してもまだ、宿便を出したいと感じますか?