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【胃下垂】3種類の胃下垂を改善する方法

【胃下垂】3種類の胃下垂を改善する方法

胃下垂は体質であり病気ではないという理由で、一般的には対処のしようがないものと考えています。

しかし、食後のお腹や腸の機能による不具合に苦しんでいる人も多いので、改善できる3つの方法についてお話ししていこうと思います。



この動画で話しているように、胃下垂の原因は3つです。

1.食べ方
2.横隔膜
3.大腰筋


それぞれの原因によって胃の形は多少変わりますが、改善方法は変わらずこの3つです。

原因が明確にわかっている場合には、その原因へのアプローチに集中することで改善速度を速めることができます。


1.食べ方で胃下垂を改善

食べ方によっては胃下垂を作ることも改善することも自由に行えることは、動画でも理解できたと思います。

1)早食い
2)噛まずに飲み込む
3)食直後に動く
4)水分で流し込む


これらが胃下垂を作る下であれば

1)焦らずにゆっくりと食事を取る
2)よく噛んで細かくしてから飲み込む
3)食直後はゆっくりする
4)口の中に食べ物がある間に水分は取らない


という食べ方を心がければ胃下垂を悪化することはなくなり、胃の負担も減ることで少しずつ胃が上がってこれるようになります。


2.横隔膜強化で胃下垂を改善

胃の上を傘のように覆っている筋肉が横隔膜です。この筋力が弱ってくると逆流性食道炎にも胃下垂にもなりやすくなります。

そこで、横隔膜の強化をすることで胃の病気を予防していきましょう。

ただし、横隔膜の強化法は世の中にはあまりありません。腹式呼吸が最も横隔膜を動かす運動になります。

ところが、世の中の腹式呼吸は、腹筋の力だお腹を膨らませたりへこませたりしているだけで横隔膜を一切使っていない人が多いのです。

だから、動画ではカラオケをお勧めしています。腹の底から大声を出して横隔膜を強化していきましょう。



3.大腰筋強化で胃下垂を改善

大腰筋は横隔膜同様余り一般化されていない筋肉ですが、胃腸や自律神経にとっては最も重要な筋肉でもあります。

着物社会が長かった影響で日本人は大腰筋が育っていない人が多く、大腰筋を普段から使っている黒人とは全く違う歩き方をしているので気付ける人も多いのではないでしょうか?

そういうことから意識して動かしていかないと鍛えることのできない筋肉ですので、こちらの動画も参考にしてください。



まとめ

胃下垂で悩んでいる人は意外なほど多いのではないでしょうか?食後だけの悩みであればそれほど大きな問題ではないと思いますが、胃下垂によって吸収障害が起きている人たちもいます。

要するに、食べても太れない体質のことです。吸収障害についても、この記事内で話している方法で改善することができますので、ぜひ実践して改善してくださいね。