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【睡眠の質】副交感神経と睡眠の関係を理解して5つの作業を高める

【睡眠の質】副交感神経と睡眠の関係を理解して5つの作業を高める

自律神経の乱れを最も得意な東京日本橋で鍼灸や整体を行っているキュアハウス鍼灸治療院です。

自律神経を乱すものは数多くある中で、最も大きなものが【睡眠】になります。


1.睡眠アプリで安心していたら要注意

最近では、たくさんの睡眠アプリがあるので、睡眠アプリのデータで安心感を持つ人が多いようです。

睡眠状態が良ければすべて問題はないのかというとそうではありません。

特に、夜中に目が覚めずに、寝言も歯ぎしりもいびきもかいていなければ、以外と睡眠の問題はないと考えている人が多いようです。

要するに、睡眠という単体の活動にだけ集中していて、自律神経や自然治癒力を全く見ていないともいえるのです。


2.睡眠中に働く5つの作業とは?

どういうことかというと、睡眠中には以下5つの作業を行っているということを無視してはいけないということです。

1.消化吸収
2.疲労回復
3.身体成長
4.脳内整理
5.糞便形成


これらは日常の活動にすべて直結しているものになります。

睡眠アプリは睡眠中だけを見ていますが、このような睡眠中の作業に目が向くようになると、不具合を感じたときに何が問題なのかを理解することができるようになります。


3.副交感神経が働きやすい環境が睡眠の質を上げる

睡眠中は、副交感神経が主に働いています。

したがって、睡眠の質を上げるには、副交感神経が働きやすい環境を作る必要があります。

副交感神経が働ける環境には、

・暗い
・静寂
・深い呼吸
・筋肉がリラックス状態
・まとまった時間での睡眠


このようなことが最低限必要になります。


4.副交感神経を働かせてないと睡眠の質が低下する理由

昼寝は、いくら部屋を暗くして静かにしても、外は明るく騒がしくなり睡眠環境には適さなくなります。 

睡眠中の呼吸は普段の延長線上にあるものなので、普段も呼吸が浅い場合には、深い呼吸で寝ることはできません。

また、筋肉が柔らかい状態をキープできる人は唯一動いている人だけになります。

ただ、運動すればいいかというと必ず運動した筋肉には疲れがたまります。

そういう意味でも睡眠の疲労回復は欠かすことができません。

とはいえ、筋肉が固いと、血流が良くなることはありません。

そのため、ある一定の姿勢で寝ているとちょいちょい目が覚め身体を動かさないといけなくなります。

逆に、筋肉が固いのに、呼吸が浅く、途中で目も覚めず、寝返りもうっていないという場合には、病気になりやすい状態だと判断できます。

もちろん、昼寝でこのような睡眠をとることはできません。

夜何時間、昼何時間、夕方何時間で合計で見ると睡眠をとっているという考えを持っている人がいますが、このような睡眠では、先に挙げた作業は何一つ完了させることができないといえます。


まとめ

睡眠は副交感神経が働いて初めて熟睡ができます。

短時間睡眠だと交感神経で寝ているふりをしているだけなので、本来睡眠中に行う5つの作業はとることができません。

それほど、睡眠の質と副交感神経の働きが、5つの作業を高めてくれていることを知っておくと、今後の活動内容を変える力になるのではないでしょうか?