めまいには鍼治療向き?お灸治療向き?
めまいの鍼灸治療について。
自律神経専門で東京日本橋の茅場町駅から徒歩4分にあるキュアハウス鍼灸治療院では、めまいに対する鍼灸治療でこのような方法で施術しています。
1.鍼治療が適しているのか?お灸治療が適しているのかの質疑応答
めまいは、どのようなタイミングや姿勢で強まったり弱まったりするのか?
これによって、筋肉の力があるのかないのかが判断でき、
筋肉がある場合には鍼治療
筋肉がない場合にはお灸治療
の選択になります。
ただし、
めまいは最近どんどん強くなっているのか?弱くなっているのか?
どんどん強くなっているのであれば鍼治療
どんどん弱くなっているのであればお灸治療
脈診で血液量と脈の強さを診断すると、
血液量が多い場合と脈が強い場合には、鍼治療
血液が少ない場合と脈が弱い場合には、お灸治療
という感じで判断材料をいくつも確認していきます。
なぜならば、めまいの患者さんは敏感に反応する可能性が高いからです。
そして、できる限り早く改善するために無駄な治療をしない方が良いからです。
ただし、背骨を支える筋肉が緊張している場合、鍼灸治療で緩む可能性が高いです。
すると、一時的に立ち上がると、背骨が揺れてしまいめまいと同じ症状が出てしまう場合があります。
筋肉が少ない人の特徴なのですが、疲れが溜まっているときにも起きる現象です。
なので、頭を上げたときにめまいを感じる場合には、弱い筋肉を補強する意味で、銀粒やテーピングを貼ることがあります。
これらを貼った瞬間にめまいが止まるので中には
『これだけで十分なのでは?』
と思われる人がいますが、あくまでも前段階の鍼灸治療があって効果を出すための補助テープなので、
『鍼灸治療後の処置だから効果を感じやすい』
ということになります。
ただし、銀粒やテーピングで症状が安定する場合には、できる限り筋トレをしてほしいと思っています。
筋トレして筋肉を今よりも強化できるようになればテーピング類を貼らなくてよくなるからです。
3.病院では絶対に見つけることのできないめまいの原因
ただし、めまいで病院にしか行かない場合には、到底見つけることのできないめまいの原因についてお話しておきます。
なぜならば、このようなめまいが異常なほど多いからです。
しかも、ほとんどのケースで、メニエール病と診断され、何度も病院に足を運び治ることのなかっためまいが、このような原因から急速になっていく事例が多かったりするのです。
1.交通事故の経験はありますか?
むち打ちの経験があれば背骨が揺れやすいのでめまいの原因になりやすいです。
2.捻挫の経験はありますか?
足首や膝の捻挫経験があってもめまいの元になります。
3.睡眠は十分にとれているでしょうか?
睡眠不足が続くと背骨周辺にむくみが溜まります。
筋力で背骨を支えきれなくなるからです。
この場合もめまいを起こします。
4.疲れが溜まっていますか?
疲れが溜まっていると睡眠不足の時と同様の状態になりますのでめまいを起こします。
5.ボキボキ整体を受ける機会はありますか?
ボキボキ整体はほぼほぼ交通事故でむち打ちの経験をしているのと同じ状況になっていることが多いものです。
なので、めまいの治療で整体を受けていても、背骨をボキボキされた段階でめまいは起きやすい状態になります。
ただし、ボキボキ整体を受けた後に何日もめまいが止まっているのであれば、そのまま様子を見ましょう。
このようにめまいの原因は多岐にわたりますので、細かいチェックの上で施術を受けましょう。
茅場町に鍼灸治療院を作ったから早16年になりますが、多くのめまいの患者さんにご利用いただいています。
といっても、それほど長期的に通うことはありません。
めまい意外に体調問題があれば通院してもらいますが、めまいの原因さえ明確になれば後は自宅で対応できます。
わざわざ通院するほどでもないのです。
耳石があれば耳鼻科で運動法を教わり簡単に改善できるでしょう。
問題はメニエール病と診断された時です。
基本的には1か月以上薬を飲んでも治らない場合には、アプローチ法を変えたほうが治る可能性が高まります。
あくまでも、めまいは、耳、脳、身体様々な原因で起きます。
耳と脳の問題は病院で治る可能性が高いです。
病院で治らない場合には、ここで取り上げた原因について少し考えると新たな展開が見えてくるかもしれません。
4種類の睡眠障害と自律神経の関係と改善するための手段について
4種類の睡眠障害と自律神経の関係と改善するための手段について
自律神経と睡眠障害の関係についてお話していきます。
この関係が理解できると、現状の自律神経の働き具合が理解でき、何をどうすれば睡眠の質を上げることができるのかがわかります。
1.自律神経(交感神経と副交感神経)の関係について
自律神経は、空腹と食事を取っているときには交感神経が働き、食後と睡眠時に副交感神経が働き消化吸収を行ないます。
また、筋肉が緊張していたり炎症を起こしているときには交感神経が働き、筋肉を動かしていなかったら固まったりしていると副交感神経が活動しやすくなります。
そして、起きている時間が長かったり眠気をこらえて残業を行なっているときには交感神経が働き、睡眠をしっかりと取れているときには副交感神経の働きで良い睡眠が取れるようになります。
このように、日常生活の中で自律神経を働かせています。
ちなみに、交感神経と副交感神経を合わせて自律神経です。
自律神経が乱れると以下4つの睡眠障害が起きやすくなります。
1.入眠障害
2.中途覚醒
3.早朝覚醒
4.熟眠障害
睡眠障害にはそれぞれ違う意味があります。
そして、自分で対処しなければ改善できないものばかりだという説明をしていきましょう。
そして、睡眠は副交感神経の活動によって取れる行動なのですが、ストレスが多く、身体の緊張が抜けていなかったり間食を取りながらの仕事を行なうことで、交感神経が高まっている人が多く
筋肉の緊張が抜けず、呼吸数や心拍数が多いまま寝ようと思うと寝つくことができず入眠障害を起こします。
また、精神的に追い込まれていたり、筋肉の緊張が強くじっとして寝ていると血流が止まってしまうタイプであれば夜中に目を覚まし、脳内でいつも考えていることを考え始め再度睡眠が取れなくなる場合と、寝ている体勢を変えることで止まっていた血流が動き出しまた眠れるようになる中途覚醒があります。
夜中のトイレもこの状態を表しているものになりこの萎縮した筋肉の状態ではじっとしていると血流がすぐに止まってしまうので寒さを感じて尿意が起こりやすくなるのです。
また、身体の機能回復よりも明日やるべき事の法が重要と捉えた身体になっていると早朝覚醒が起き、予定時刻よりも早めに目が覚めてしまいます。
さらには、睡眠は取っているけれど、疲労が抜けないという熟眠障害が起きるのは、副交感神経を活動させることが多い人の特徴です。
寝ることが趣味のような状態。
横になっているのが好きという状態です。
この場合、筋肉が育ちにくいので、ついつい横になってしまうのですが、改善方法は筋肉を付け動かす頻度を上げて、適度に交感神経を使う工夫が必要です。
睡眠障害があっても、眠剤で寝れれば良いと考えている人が多いような気がします。
医師が出しているのだから問題ないだろうと薬を飲み続け、本来の睡眠とはかけ離れた睡眠をとることになっていきます。
そして、大きな問題は、睡眠障害の原因となる生活習慣には何も変化がないというところ。
要するに、眠れなくなる習慣があるにもかかわらず、薬の力で眠っているということです。
また、鍼灸や整体で筋肉の緊張を取ってその場では副交感神経が活動できるようになり、楽になった気持ちになります。
けれど、もっと大事なことは、その緊張は何で作っているのか?
仕事上の緊張であれば毎日の話になります。
では、毎日その緊張を取るようなことはできているでしょうか?
毎週や毎月治療院へ行って治療を受けても、その日は眠りやすくなってその他は変わらず睡眠障害を起こしているのでは何の解決にもなっていません。
だからこそ、治療を優先するのではなく、日常習慣のどこに落ち度があり、何を改善すれば良いのか自覚を持って過ごすことが睡眠障害を治すコツになります。
4種類の睡眠障害と自律神経の関係性についてみてきました。
そして、睡眠の問題は本人が意味を理解し改善するか?そのままで行くか?
それとも薬の力を使って仮に眠っている状態を作り寝れていると思い込み続けるのか?
これが、睡眠障害の現状問題になっているところになります。
知っててやっているのと知らずにやっているのでは大きな差がありますので、まずは、知ることで現状の行為がいいのか悪いのかを判断できるようになりましょう。
現代社会に多い自律神経の乱れによる腰痛の謎を解明
自律神経の乱れが作る腰痛について。
腰の前には消化器系や泌尿器系の臓器があります。
どちらも
交感神経が働いて食事をとり、副交感神経を働かして消化吸収を促進する胃腸と
交感神経の働きで排尿があり、副交感神経の働きで体内の水分をろ過している泌尿器系。
こういうことから、食事の時間や睡眠時間が狂うと、自律神経の乱れが起こり、各種臓器の働きが乱れそれが腰痛の元になっていることがあります。
1.自律神経の乱れで起こる腰痛は原因が見つかりにくい
内臓の病気であれば病院で見つけてもらえます。
ところが、内臓の問題であっても病気にはなっていない問題で腰痛が起こっている場合もあります。
また体内には常に気が流れていると考えている中医学からすると、陰気と陽気のバランスも重要になります。
陰気が副交感神経、陽気が交感神経と判断できることからも気の問題は自律神経の問題ともいえるのです。
この気のバランスには、脳で考える時間と身体を動かす時間の対比で問題が見えてきます。
2.ストレス社会だからこそ交感神経の働く時間が多い
身体を動かすよりもじっと座ってデスクワークやパソコンを取り扱うことの多い日本人はどうしても腰痛が増えてしまいます。
身体はじっとしているので副交感神経。
しかし、頭は必死に働き時にストレスを感じながらの活動が続き交感神経を使ってしまう。
自律神経は同時に活動しにくい神経なので、こういう使い方をしていると乱れやすくなります。
この辺もバランスを乱すもとになりますし、仕事の時間が長いことで睡眠時間が減ってしまいます。
運動時間も睡眠時間も短く、働きながら何かをつまみながら働くことで交感神経は働きやすい。
これも腰痛の元になります。
3.交感神経過剰で起こる腰痛に効果的な治療方法とは
そういうことも考えると、腰痛治療にはリラックスできるものが求められます。
なので、お灸で腰周辺や内臓の疲れをお灸で取り除いていくと楽になりやすいわけです。
そういうこともあって昭和の動くことが多かった時代には、ボキボキ整体や鍼を深く刺して活性化させる治療が効果を発揮することも多かったのですが、
令和の現代においてはよりリラックスできる腰痛治療が求められるようになっています。
自律神経は常にバランスをとっておかないとどこかに不調を出してしまいます。
そして、圧倒的に交感神経を使う世の中なので、できる限り治療方法は副交感神経を活性化させる方法が重要になってきます。
ストレス社会だからこそ、自律神経の乱れで腰痛も起きやすくなっています。
社会環境、家庭環境などから、腰痛の元になる自律神経の乱れを見つけ出し根こそぎ取り去っていきましょう。
自律神経が乱れると不眠になる?睡眠が乱れると自律神経失調症になる?
自律神経が乱れると不眠になる?睡眠が乱れると自律神経失調症になる?
自律神経の乱れと睡眠の問題はどっちが先?
睡眠の時間が日々まちまちになると自律神経失調症になりやすいものです。
逆に、自律神経失調症になると自律神経が乱れてしまい不眠症になることが多いのです。
じゃあ、どっちが先に起こっているの?というと、
『どちらから先でも起こりえるもの』
というのが答えになります。
なぜならば、睡眠というのは副交感神経の仕事だからです。
普段から交感神経を使うことが多ければ副交感神経が育たないため、長時間睡眠をとることが苦手な身体になります。
また、日によって日勤、夜勤が入れ替わるお仕事の場合、交感神経が働いている時間帯と副交感神経が働いている時間が日々変わってしまいます。
すると、自然の流れで機能する自律神経が混乱していきます。
昨日仕事で交感神経を働かせていたのに、今日は副交感神経を働かせて寝ようとしている。
このような生活が続くと、自律神経が乱れ始めます。
これが不眠症の原因になっていきます。
ここで、不眠症と睡眠障害の違いについてお話しておきましょう。
不眠症になるかどうかは、病院で診断されてはじめて自分は不眠症なんだと気づく人が多い。
夜中に目が覚めてしまう中途覚醒や、朝早く起きてしまう早朝覚醒は、常識的に年を取ったいわゆる老化現象として片づけてしまいます。
よって、病院へ行くとしたら寝ようとしているのに眠れない入眠障害で病院を受診することが多いと思います。
だからこそ、入眠剤や睡眠導入剤が使われることが多いのです。
それでも睡眠がとれない場合に睡眠薬を処方されることが多いのではないでしょうか?
もちろん、安定剤で眠れるようになる場合もあります。
常に興奮状態の交感神経優位型であっても、うつ病や引きこもりで常に家でゴロゴロしている副交感神経優位型であると、
交感神経と副交感神経の入れ替わる機会がありません。
睡眠は交感神経と副交感神経の入れ替わりで、眠れるようになるわけです。
寝付けない場合には、交感神経が副交感神経に切り替わらないということなので、安定剤を飲むことで、交感神経が副交感神経に切り替わり眠れるようになります。
ただ、薬で睡眠をコントロールしていると薬に身体が慣れてしまうことがあります。
すると、薬の効果を感じることもできず、自律神経も安定しないことから様々な症状が発症しやすくなるのです。
薬が効かなくなり不眠症が続いてしまうと、肉体はどんどん衰えていきます。
さらに、自律神経が活動しやすい生活に変えることは薬でコントロールすることに慣れている人は基本的にしません。
そのため、ものの考え方や行動パターンは日々、何も変わらないままになってしまいます。
だからこそ、キュアハウスでは、日々どのようなタイミングでどのような活動をすると寝やすくなるのかをお伝えしながら施術しています。
もちろん、長年眠れていない場合には、体質化しているので、食事や運動を癖づけ身体全体を変えていく必要があります。
このようなことから、鍼灸だけでなく整体や運動療法、食習慣にも注意を促しながら、眠れるように誘導しています。
自律神経は、何も考えていなくても身体が自動的に体調を整えてくれる神経です。
なので、夜になると眠くなり日中の疲れをとるように身体は設定されているわけです。
ところが、朝まで遊びまわったり、受験勉強や残業などで徐々に睡眠を削り始めて大人になります。
すでに大人の人たちはそのような行動があたかも常識だと考えて年を取っていきます。
だからこそ、年齢と共に病気で苦しむことになるのです。
そういうことが起きないように、自律神経も睡眠も狂わすことなく育てていきましょう。
【寝相が悪い】子供と大人の寝相の違いとストレスの関係を考える
【寝相が悪い】子供と大人の寝相の違いとストレスの関係を考える
寝相には様々な理由や原因がありますが、寝相が悪いということに対して、異常なほどネガティブイメージを持っている人たちが多いので、寝相の理由と意味を解説していこうと思います。
この動画では、寝ている間になぜバンザイをしなければならなかったのかの説明をしています。
しかし、寝ているときの姿はもっとほかにも様々な形があります。ここでは以下のような一例について解説していこうと思います。
1.仰向け
2.うつ伏せ
3.横向き
4.片膝だけ曲げる
一般的に多い寝姿であるこれらの理由を明確にし、何を変える必要があるのかについてもお話ししていこうと思います。
その前に、子供と大人でも寝相の意味の違いがあるのでそこから説明を進めていこうと思います。
寝相の悪い(寝返りを良く打つ)子供はすくすく育ち、寝相のいい大人は、病気を発症しやすく死に向かっているということが言えます。
寝返りは睡眠中に行っている自己整体で、寝返りを打っている間は大きな病気になりにくいといえます。
そのため、大人になってから行儀よく寝ることが多くなってきた結果、病気を発症しやすくなり、治る期間も長く必要になってしまうのです。
自然治癒力の大きな力の一つが寝返りなので、治す力が働かない大人には仕方ないことです。
かといって、子供であっても狭いベッドで寝る習慣を持ち、早い時期から寝返りを打てなくさせると比較的早い時期から病気がちになるのは必然なことなのです。
寝相というのは比較的長時間その姿のまま寝ている状態を指します。要するに、その寝ている姿が現状の体調を表すことになります。
寝返りは、日中に動いた筋肉を回復させたり、使わなかった筋肉をさび付かないように動かして血流と共に栄養補給するために行うものですので、日々打ち方は変わります。
たくさん身体を使った後は良く寝返りを打ち、余り身体を動かしていない場合にはあまり動かずに寝るのが普通です。
その中で、長時間仰向けのままで寝ているということは、背骨が固まっているか、胃や心臓に熱を持っている証明となります。
胃炎や胃潰瘍、食べ過ぎで胃に熱を持っていたり、高血圧や動悸などで心臓に熱を持っているケース。
そして、正しい姿勢を保とうと常に背骨周辺が緊張していたりすると、まっすぐの状態で寝る時間が長くなります。
要するに、寝ている間ずっと緊張し続けているので、病気になるのも時間の問題と言えます。
こういうケースではよく背骨を動かし深呼吸を癖づけていく必要があります。
寝ているときには本能的に弱いものを守る姿勢を取るものです。そういうことからも、うつ伏せの寝相は、胃腸や心臓の冷えを表しています。
胃炎や胃潰瘍を繰り返し発症していると徐々に胃は冷えて硬くなります。便秘や下痢、ガスが溜まっていることは腸が冷えている証明になります。
心臓が小さく、低体温、低血圧、徐脈などは心臓の働きが弱い証明になりますが、一部心肺機能を多く使うことを行っている人は平常時にこのような状況になるので、比較的寝返りを打てている間は大丈夫だと考えられます。
仰向けだった寝相がいつの日かうつぶせになってきたら危険性が高いという表れになります。
それだけ胃や心臓にストレスをかけた証明にもなりますので、早めの処置が必要になります。
そんな胃腸を回復したり、心臓の弱さを回復するにはストレス対策が必要になるので以下の動画で解説しています。
横向きで丸まって寝ている意味として、胃腸や心臓の冷えについては上記を参考にしてください。
ここでは、それ以外の理由をお話ししていきます。
1)骨盤や肩甲骨の位置の問題
2)肩、首、腰、顎、耳などに痛みがあり特定の寝方でないと眠れない
3)腹部よりも背筋力の方がついてしまった(反り返って寝る)
4)寝具や寝室のスペースの問題で寝る姿勢が決まっている
これらの原因が考えられます。
この対処法としては、睡眠の準備と整理が重要になってきます。睡眠の準備と整理に関しては以下の動画を参考にしてみてください。
この寝相に関しては至ってシンプルで、いつも同じ形に脚を組んでいたり、横ずわりをしたりしている人の寝方になります。
要するに、骨盤や腰がその形に歪んで固まっている場合に、片膝を曲げてバランスを取っているにすぎません。
この場合には、他に苦しむような病気や症状がない限り、何もしない方が良いでしょう。
なぜなら、何も問題が出ていないときに良かれと思って骨盤の形を変えてしまうことで、かえって病気が発症することが高頻度であるからです。
すでに問題が起こっている場合には、早急に骨盤や腰の歪みを修正することで、寝相以外の問題も修正されることでしょう。
もちろん、睡眠の準備でも修正可能ですが、確実に修正できるまで時間がかかることは意識しておいてください。
寝相に特化した内容で話してきましたが、常識的に寝相に関しては、子供のうちに矯正して、寝返りを打たない躾をする人がいます。
その結果、緊張しやすい性格と体質を作り上げ、慢性的なアレルギー体質を作り上げてしまいます。
そうならないように睡眠に対する考え方を正していきましょう。
【中途覚醒】夜中に目が覚めてしまう原因は20代の過ごし方ですべてが決まる
【中途覚醒】夜中に目が覚めてしまう原因は20代の過ごし方ですべてが決まる
中途覚醒になる原因は様々ですが、20代までの生活習慣がすべてのきっかけを作っていたりします。
まずは、中途覚醒の原因から見ていきましょう。
この動画では、中途覚醒の原因を、以下の4つにしています。
1.睡眠力
2.冷え
3.考え事
4.交感神経
さらに、一旦目が覚めた後にすぐ眠れる人と眠れなくなる人の違いについても話しています。
ただ、重要なことは、上記4つの原因を細分化するともって大ごとになっていきます。
睡眠力は、自然治癒力と同義の言葉でもあり、病気を治す力でもあり、かからない力ともいえるものになります。
中医学では、腎気や陰気を表す言葉としても有名で、腎気も陰気も命を表す言葉であるので、その力が低下しているというのは大きな問題と言えます。
睡眠力の低下は、
1)内臓機能の低下
2)血流低下
3)血液量の低下
4)栄養失調
5)下半身の筋力不足及び運動不足
6)内臓下垂
7)宿便
8)体力
9)疲労度合い
など、一例にしかすぎませんが、様々な原因で睡眠力が低下してしまうものになります。
冷えは血液の流れが少ない時に感じる現象です。特に睡眠中目が覚める原因が冷えによるものだとすると、お腹周辺か足首周辺に起こることが多いものです。
睡眠中に特定の場所が冷えるという時の原因は、寝返りと呼吸、そして筋肉量によって起きてしまいます。
特に下腹部の筋力が少なく、運動量も少なく呼吸も浅い場合には、睡眠中にちょいちょい目が覚めトイレに行くことになります。
高齢者に多い現象ですが、若い人でもこの現象を実感している人がいます。
そして、睡眠力ということを考えるとこの現象を放置していれば確実に寿命を短くしている事と直結してしまいます。
考えながら寝ていると睡眠の途中で目が覚めたのかずっと考えていたのかがわからなくなる時があります。
時計を見ると、実感よりも長く時間が経過しているので寝ていたことがわかります。
こういう中途覚醒もあります。
1)ストレス
2)やるべきこと
3)覚えたい事
4)忘れちゃいけないこと
5)楽しいこと
考え事により起こる中途覚醒も様々な原因が含まれています。このようなことが原因となって深い睡眠が取れない場合には、頭の整理が不可欠です。
簡単な方法としては、寝る前までに頭で考えていることをすべて紙に書きだす癖を持つこと。
ジャンル分けしておくと、南夫ジャンルを考えているときに良く目が覚めているのかが理解でき、次回以降そのジャンルだけの言葉の整理をしていくと短時間で睡眠の準備が完了します。
交感神経が働きすぎている人はロングスリーパーにはなれません。これまでは朝まで眠れていたとしてもどこかのタイミングで副交感神経の活動を阻害し始めている可能性もあります。
基本的には、交感神経が活動しすぎている場合に、性格、環境、立場などの使い方によって自律神経に偏りができてしまうものです。
1)刺激物が大好物
2)義務感や責任感が強い
3)感情が揺さぶられる経験をした
4)過剰に運動する癖がある
5)朝まで活動することが多い
など、たくさんの原因で、交感神経を活動しすぎてしまう人がいます。この状態がいわゆる【交感神経優位型】になります。
中途覚醒を予防するには、日常生活から考え方を改めることが重要になります。
ただし、日常を変えても肉体問題で中途覚醒になってしまっている場合には、筋肉や血流から先に変えていくことも大事になります。
中途覚醒がどのようなものだか理解できると簡単に睡眠へと戻ることができるようになります。
理解していないといつまでもゴロゴロして朝を迎えることになります。
そうならないように、しっかりとご自身のパターンを理解して根本改善を目指しましょう。
中途覚醒は老化現象ではありません。老化と受け入れて治さずにいれば確実に寿命は短くなります。
せっかく生きているのだから人生を全うできるように少しでも長生きするための知恵をつけて欲しいと思います。
中途覚醒の原因を4つ挙げましたが、すべて絡んでいることはほとんどありません。
ただし、眠剤で寝ているつもりになっている人。寝酒で寝ているつもりになっている人はすべて絡んでいる可能性がありますので注意が必要です。
中途覚醒を改善するには、生活習慣と筋肉がすべてのカギになりますので、理解しただけでなく今すぐに取り入れられるものから日常を変えていきましょう。
【寝汗の原因探し】寝汗の意味を知り原因を見つけていく方法
【寝汗の原因探し】寝汗の意味を知り原因を見つけていく方法
寝汗の状態を考えると、睡眠中に運動した結果になります。もちろん、寝ながら走ったり腕立て伏せを行ったということではありません。
自律神経の交感神経が活動したということです。しかも、汗をかくほど交感神経を使ったということで考えると、
歩くだけで汗をかく人は歩く程度の運動、走ってもなかなか汗をかかないのであればダッシュした状態を表すと考えればわかりやすいと思います。
この動画で話しているように、日中に感じたストレスをどう取り扱っているかで、変わっていくものとも言えます。
ストレスを残したまま睡眠をとってしまえば、寝ている最中もストレスと戦ってしまいます。
運動を目いっぱい日中にした人もその疲労をそのまま寝てしまえば、寝ている間に運動している自分が夢の中に出てきたりします。
あなたの寝汗はどういう意味を持っているでしょうか?
交感神経と副交感神経で身体のバランスを保っている自律神経ですが、睡眠中は副交感神経がリーダー的存在になります。
しかし、寝汗が出ているときは、交感神経がしゃしゃり出ている状態と言えます。
なので、それだけ日中に交感神経を使う機会の多い環境に身を置いているのか性格がそうなのか?
そういう状況を知っていれば、睡眠中は交感神経が働かないように、注意しながら生活することで、予防することができるようになります。
動画でも話しましたが、身体は陰陽の気で守られています。寝汗は陽気で、睡眠中は陰気を使う時間帯になります。
なのに、寝汗が出ているということは、陽気が盛んに動いているのか陰気が弱くなっているのかになります。そこで、陰気を表すものに、
1)内臓
2)下半身
3)血液
などがあります。これらが疲れていたり弱っていたりすると陰気が少なくなっている状態を表します。
なので、そのままで睡眠をとっていると、陰気が働かない状態で睡眠を取ろうとすることになるので、熟睡することができなくなります。
老化現象そのものが、実は陰気不足の状態を表しますので、上記と重複してしまうのですが、言葉で行くと更年期も含めて話す上で分けてお伝えしていきます。
更年期は女性特有の閉経前後の期間を表す言葉です。今後、妊娠することはできないよということを閉経と呼んでいるわけです。
月経という活動を閉じたという言葉ですね。そして、妊娠が陰気を表す最大のイベントになりますので、妊娠することができないということは、かなり陰気が減った状態と言えるのです。
急にそのような状態になると身体がついていけずに様々な症状を出してしまうのが更年期障害という自律神経失調症に陥るわけです。
そのため、女性特有の問題と思われるのですが、男性も同じように陰気が少なくなる年代があります。
会社を引退し外出することがなくなった引きこもりの状態になった時が陰気が少なくなっていく状態になります。
どちらも共通の話になりますが、いかに陰気を表す下半身を強化するかがポイントになります。
特に下半身の内側を徹底して鍛えていくと、改善しやすくなります。
いずれにしろ、寝汗を改善するには陰気を増やすことがキーポイントになります。
原因が何であれ、陰気を増やすためには、下半身強化が不可欠ですし最も早く効果が出てくるものになります。
下半身強化という言葉には、下半身の筋肉が固くなればOKと考えてしまう人がいると思いますが、強化というのは強い状態を作り上げる意味があります。
筋肉が固まっていくのは、疲れ切ってもう少しで怪我をする表れになります。
そうならないようにするためには柔軟性も併せ持った下半身作りがキモになります。
下半身強化ができれば、内臓強化も老化防止も更年期を克服することもできるということになります。
【パニック障害】日常生活を知り尽くすことからパニック発作を予防しパニック障害を完治させる
【パニック障害】日常生活を知り尽くすことからパニック発作を予防しパニック障害を完治させる
パニック障害の原因を多くの人はあまり考えずに治療しようとしています。
しかも、その原因が自分自身にあるとすると、できるだけ見なかったことにして治すことに没頭します。
その結果、パニック発作の回数が増えていきどんどん治らない身体にしていくわけです。
できれば、一日でも早く治したい。だからこそ、まだ取り返しのつく今のうちに知ってほしい。
そんな重要な話をしていきますので、最後までお付き合いください。
あなたの日常習慣は、どのようなものになっているでしょうか?まさか、どこかの情報から、パニック障害を治す方法をやっているなんてことないですよね?
もしかしたら、健康になるために必要な方法をひたすらやっているのかもしれません。
けれど、これだけは知っておいてください。
『健康になるための方法であれば明らかに健康に向かっている実感がある』
『パニック障害を治す方法であれば明らかにパニック障害が取り除かれていく実感がある』
これがなければ、【やる意味はありません】。
何日、何か月、何年という期間ではありません。数時間で分かるようなものでない限り、やらない方が身のためです。
食事は、あなたの身体や性格や体質を作るものです。食事の中には、薬も含まれます。
いわゆる口から取り入れているものはすべて栄養になりますので、その栄養があなたの身体を作っているわけです。
であれば、食事を取った後の体調がすべての答えになります。
本当に身体に良いものを取れば体調は良くなります。身体に悪いものを取れば体調が悪くなります。
なので、いくら世間で身体に良いといっても机上の空論の話であって、誰もあなたの身体にとって良い食事かどうかに対して言及しているわけではないのです。
食事後の体調に注意をしていれば確実に体調を良くすることができるというものになります。
食事では体調が良くなったけれど、食後の薬で体調が悪くなる場合には、勇気を振り絞って薬を抜く機会を設けてみてください。
良くなれば、そのまま続ければもっと体調は良くなります。
薬を抜くと一気に体調が悪くなるのであればもう薬がないと生活もままならない身体になっている証明になります。
それでも、諦める必要はありません。この後の情報もしっかり見てやれることからやってみてください。
食事を取ろうが薬を飲もうが、身体に影響を与えるのはただ一つ。【睡眠】だけです。睡眠には、以下の5つのやるべきことがあります。
1)消化吸収
2)疲労回復
3)身体成長
4)脳内整理
5)糞便形成
あなたは、これらの作業を毎日の睡眠で行えているでしょうか?もし、どれか一つでもできていなくて、パニック障害で苦しんでいる最中であれば、睡眠の質を高める方法をぜひ取ってほしいと思っています。
運動はおそらく、スポーツのためと日常生活を行うための運動があることを知らない人たちが多いと思います。
運動音痴でも、食事はとります。お風呂は入ります。着替えもします。トイレにも行きます。通勤通学で身体を動かします。誰かと話します。
すべて運動なのです。しかも、生きている以上呼吸という運動を欠かすことなく続けているのが動物共通の運動です。
そして、パニック障害の大きな要素として筋肉の状態が反映されていたりまします。
1)細く硬い筋肉は緊張を表します。
2)短く硬い筋肉は委縮した状態で恐怖を表します。
3)弱い筋肉を使い続ければフラフラになりいつでもビクビクするようになります。
4)めちゃくちゃ身体を使って筋肉は十分にあっても固まっていれば栄養吸収ができなくなり、やがて栄養失調状態で発作が出やすくなります。
5)いつも呼吸が浅く肺が広がらない小さな呼吸しかできていないと心肺機能を表す胸の動きができず心臓や肺の栄養失調になりパニックに陥りやすくなります。
このように、筋肉があってもいつも硬い状態を維持していると血液は運動しなければ流れなくなります。
そのため、痙攣や震えを強制的に起こし栄養を流さざるを得なくなります。
それぐらい筋肉とパニック障害はともに機能しているのです。
パニック障害を発症している方も、見ている医療者もそろって、パニック障害の原因はストレスのせいにする人たちが多いものです。
けれど、真実は、ストレスが悪いのではなく、ストレスを実感した時の【あなた自身の活動内容】が原因なのです。
ここに気付けないと、永遠と治ることのない人や物に原因を擦り付けてしまいます。
気づければ今この時から変わることができます。
パニック障害という一つの病気を見ると、病院へ行って薬を飲まないといけない。
手術は使用にもできない。だからこそ薬で抑えるしかできないのが現状の医療です。
いくら薬で症状を抑えたとしても、私たちは日々食事・睡眠・運動をやり続けます。
気づければ治す手段も取れるのですが、気づけなければ一生薬漬けです。
しかも、まったくの原因ではないストレスに責任を擦り付けながら、治ることのない薬を永遠に飲み続けることになります。
薬を飲み続けることによって、やがて肝臓が疲れ切ることになり、その結果筋肉が固くなりパニックが起きやすい身体が出来上がります。
どうあがいてもあなた自身が動き出さないと何も解決できなくなるのです。
つらいかもしれませんが、完全回復するためには、あなたの行動がすべてです。
やりましょう。
【パニック障害】タバコを吸うとパニック発作は起きやすいのか?
【パニック障害】タバコを吸うとパニック発作は起きやすいのか?
タバコを吸っているとパニック障害との相性を気にし始めたりします。
果たして、喫煙してても問題がないのか?禁煙した方が良いのか?
タバコを吸うと体内で何が起こるのか?喫煙者が禁煙すると身体はどうなるのか?
この動画で、タバコによる血管と自律神経の関係性は理解していただけると思いますし、うつ病や双極性障害についても少し理解ができたと思います。
ただ、動画よりも文章で読みたい人もいると思いますので、こちらのページに書いていこうと思います。
そもそも、タバコが身体に与える影響というものを考えないといけないと思います。
タバコを吸うと、確実に変わるのが、血管が細くなるということ。血管が細くなるということは交感神経が高ぶったことでもあります。
皆さん大好きエナジードリンクも同じ作用。他には、コーヒーや紅茶、塩分や辛み、冷飲食なども同じ現象を作ります。
いわゆる【眠気覚まし】として多くの人がやっていることです。
大雑把に説明すると、交感神経は日中の行動、副交感神経は睡眠中の状態を表します。
なので、タバコは眠気覚ましになるということがまず考えられます。しかし、タバコは深い深呼吸と共に吸う人が多いものです。
時間に追われている人以外は、喫煙中は深い呼吸になりリラックス(副交感神経)できている状態を感じます。
そのため、喫煙者は意外なほど、体内では交感神経が高ぶり緊張状態になっているにもかかわらず、深呼吸のおかげでリラックスできているという勘違いが起きます。
そして、もっと危険なのが血管の内壁に徐々にこびりついたヤニの壁が、栄養吸収を阻害して吸収障害を起こしていきます。
その結果、身体は痩せていきます。栄養失調になっていくからです。
血管の太さや血流の状態と自律神経はイコールの関係で働きます。
交感神経が働くと血管が細くなり血流が激しくなります。水道にホースをつないで少しホースをつかむと勢いよく放水できますよね?
このホースをつかむという行為が交感神経を働かせていることになります。
一方、副交感神経が十分に働いて質の良い睡眠をとれる人の血管は、太くなり緩やかな血流を維持することができます。
睡眠中に激しい血流が起こったり血管が緊張状態になれば寝つきが悪かったり、寝たとしてもすぐに目が覚めてしまう中途覚醒を起こします。
パニック障害は、交感神経が激しくなったもの。うつ病は、副交感神経が働きすぎているものと考えれば理解できるのではないでしょうか?
3.タバコを吸うことによるパニック発作の可能性は?
ここまでの説明で理解できた人はできたと思いますが、タバコは、パニック障害になるための身体づくりには欠かすことのできないものといえます。
なぜならば、血管が細くなるだけでも交感神経が働きやすいところ、血管内壁にヤニの塗り壁を重ねることで強度を強くしていくからです。
陶器の漆塗りを行う意味合いに似ていますよね。なかなかパニック障害の状態が崩れない血管を日々作り上げているわけです。
ところが、多くは因果関係を考えることはしません。むしろ喫煙時の深呼吸でリラックスできたという勘違いがよりヘビースモーカーへの道にいざなっていきます。
そして、タバコを吸うことで、交感神経を働かすことに慣れすぎていくと、タバコを吸わないと活動が取れなくなってしまいます。
そこまで行くと、禁煙することでうつ病へとまっしぐらになってしまいます。
骨盤内臓器である子宮卵巣を安全に機能させ続けるには、妊娠する上で骨盤という人間でいうところの自宅の構造が胎児には必要になります。
骨盤の上部や前側の筋肉が弱ってくると、骨盤が開いてしまい内臓下垂を受け入れやすい形になってしまいます。
宿便や胃腸下垂になると骨盤の形次第では子宮や卵巣を潰してしまうことになります。
また、股関節も骨盤の中にある大きな関節ですので、骨盤の形に歪みがあると、股関節の運動制限や太ももの力を使いにくくなったりします。
もちろん、お尻や太ももの筋肉が少なかったり弱かったり機能的でなければ、骨盤内の機能を保つことができません。
最大の問題は骨盤の形や機能によっては普通分娩ができない場合があり帝王切開で出産ということ以外は考えられない骨盤環境になってしまいます。
タバコを吸えば吸うほど体内がどう変化していくのかを理解し、現実的に喫煙を続けていくのか禁煙するのかの判断をしてください。
タバコをやめても血管内の状況は何一つ変わることがありません。そして、自律神経も喫煙習慣によって機能できなくなっているかもしれません。
それでも、身体を変えるという決意があれば変えられますが簡単なことではないことは心しておいてください。
【更年期?閉経?】生理がなかなか止まらなくても焦らずに整える方法
【更年期?閉経?】生理がなかなか止まらなくても焦らずに整える方法
生理がなかなか止まらない。この問題が起きると、更年期や閉経を疑う人もいれば、子宮がんや子宮筋腫などの病気を疑う人もいます。
でも、面白いぐらい生理出血が止まれば一気に忘れる人が多いものです。
実際は忘れていないかもしれませんが、更年期や病気ではなかったんだの安心感。
それと共に、元通りの生活に完全復帰してしまう。これが一番恐ろしいことだったりします。
そういう危険性を少しでも取り除いてもらうためにこちらの動画をご用意しました。
この動画では、生理出血を止める簡単な方法を話していますが、いくらその場で止めても来月また出血が止まらなくなったら?
同じ方法で出血が止まることはそう長く続きません。やがて無反応になってしまうのが普通です。
そうならないように根本から改善していく必要があると思います。そんなことより今の問題を解決することに意識が向く場合には、強くは止めません。
限界を感じたら、戻ってきていただければそれからでもなんとかなります。
当然、完全に生理が止まってからではどうにもなりませんが、諦めるよりは可能性がありますので、以下よりヒントを得てください。
更年期や閉経状態を西洋医学では年齢とともに起こるもので仕方ないものと認識しています。
中医学では、年齢問わず陰気不足が原因と考えます。陰気不足は以下のようなことで判断することができます。
1)脈診(知識が必要)
2)睡眠(陰気で行うものなので長時間熟睡できなくなったら可能性があります)
3)下半身(陰気を表す場所。疲れやすい、筋力量、運動量の低下は可能性があります)
4)五感(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚は陰気の強さを反映しますので、鈍くなってきた感覚があれば可能性があります)
5)血液(陰気を表すものなので貧血もしくは、出血量や汗の量が増えてきたら可能性があります)
6)粘液(身体には様々な出入り口があり、粘液によって身体を守る役目があり、陰気の量を表します。)
7)冷え(世の中に冷え対策はたくさんありますが、実はどれも冷えから身体を守るものばかりで冷えに強い身体を作っているわけではありません。)
一つでも当てはまるものがあれば、対策をしっかり行うだけで改善が可能になります。
この方法は上記の動画でも話した内容ですが、
1)アイシング
2)ツボ治療
3)筋力アップ
ツボも筋力も重要なことは、弱さを補うこと。一般的には、効能あるツボに効果的な刺激を入れてしまい、ツボの情報を台無しにします。
なので、大事なことは、弱いツボを補うことが重要になります。
筋力も同じで、やりやすい運動をやっている以上は現時点で使っている筋肉を動かしているだけで何の手助けもできません。
むしろ、無駄に鍛えたことでより弱い筋肉が目立つようになると出血量が増えていきます。
なので、確実に弱い筋肉を見つけ出しカバーすることを重視しましょう。
血液を増やすには、筋肉を動かし骨に刺激を加えない限り、血液を生産することができません。
いくら貧血対策の食事を取っても、それは血液量を増やすことではなく血液の中に入る栄養素を取っているだけで、口から食べたり飲んだりしても血液に栄養が入らない可能性もあります。
なので、栄養素よりも実際に血液を作る方法を手にしてください。
血液量が足りなくなった時に食べた方が良いものはたった一つです。
日本人にはあまり馴染みのない【クコの実】です。杏仁豆腐の上に乗っているあの赤い粒です。
中国人には馴染み深い普通の感覚なのですが、『血液の問題を感じた時に真っ先に食べるもの』という常識があります。
食べなれない場合には、スープやマグカップでお茶のようにしてエキスを飲むだけで大丈夫です。
そして、「一度にどのぐらい食べればいいの?」という疑問がわく人もいますが、何もない時であれば、10粒から20粒で抑えた方が良いですが、今すぐ改善したいものがある場合には、限度がありません。
ただ、治ったらどんどん食べる量を減らしていった方が良いです。
生理出血が続くと貧血になってしまいます。更年期や閉経、子宮がん、子宮筋腫を恐れるよりも、貧血の方が、その後の活動に支障が出てしまうものです。
もちろん、病気の状態によっては予後や手術が気になるかもしれません。
その心配は病院でその可能性を診断されてからで遅くはありません。
この記事では、まだ診断されていない前提で対応方法をご案内しました。
生理が止まらない可能性、対応方法などを話しました。いくつか動画も配置しているので、参考にしていただけたら幸いです。